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日本人に馴染みの薄い南北戦争を扱った内容、賛否両論の「ラストサムライ」（これも南北戦争が背景）の監督作品ということで鑑賞をためらう人もいるかもしれないが、これは「タイタニック」級の胸苦しい感動が味わえる戦争大作。音楽も「タイタニック」と同じJ・ホーナーで、サントラも名盤。脱走奴隷による初の北軍側黒人部隊創設から、その悲劇的な消滅までを、ほぼオール男性キャストで骨太に描いており、物語の展開も極めてオーソドックス。往年のハリウッド映画のよい意味でのシンプルさに溢れ、今風のどうでもいい捻りや屈折はない。当時の戦争が実に（今から見れば）原始的で、それゆえにむきだしの残虐性溢れたものである描写が随所に盛り込まれ、「格好いい戦争」「ワクワクする戦争」という能天気な娯楽映画のカタルシスとは無縁。冒頭の野戦病院の描写、中盤、黒人部隊が初めて南軍部隊と霧の林中で展開する遭遇戦（ものすごい緊張感！）の無慈悲さ、ただ息を飲むしかない。そして最後の戦い前夜、キャンプですごす黒人兵たちがそれぞれの終末を彼ららしいやり方で昇華する描写、突撃直前、戦列に前進する黒人部隊を見送る白人兵部隊とのやり取り、音楽と相まって実に感動を呼ぶ。ロードショー公開時、私は東京の丸の内ルーブルでこの映画を観たが、それまで黒人のスラングのセリフに大笑いしていた前の席の白人の観客が、これらの場面で盛んに鼻をすすっていたのが実に印象的だった。結末は悲しい。静かにエンドクレジットに続く音楽が戦士たちの誇りを称える。

テレビ本編と劇場版は別作品として楽しんでいます。作画もストーリーも安定ですし、コードギアスが好き、ルルーシュが好きなら見る価値ありの一本です。個人的にはカレンとスザクの関係がよかったですね(●ω｀●)

今まで格安のコピー商品を使っていましたが、本家の物を試したくなり、価格も一時期より下がったので、購入してみました。やはり、作りがしっかりしていて、動きが非常に滑らかで、所有感もあり、非常に満足しています。付属の固形燃料は、魚臭く燃焼後に焦げあとが残るので、正直不要だと思います。本体だけで販売していただき、もう少し価格を抑えてくれると、非常に嬉しいです。

この映画は、1860年代にアメリカで起こった内戦『南北戦争』の時に結成された、北軍の黒人部隊、第54連隊の話です。映画の全体には、『奴隷解放』という大義名分と現実の黒人差別との間にある格差、当時の政治の思惑が描かれています。差別や時代の動きに翻弄されながらも、この連隊の指揮官である主人公と友人、そして部隊の黒人兵士たちの友情にも似た絆が強くなっていくところが好きです。そして、最後の『誇り』と引き換えに挑む、決死の戦い。ここで一気に涙がこみ上げてきます。また、映画の各所に出てくる風景の映像がとても美しく、その時に流れる曲と共に印象に残りました。

もう少し、ストーリーに厚みがあればなぁ:double_exclamation_mark:展開が早すぎた感じました。

デンゼルワシントンとモーガンフリーマンが共演してるだけで、鳥肌もんですが、白人指揮官が黒人兵士達とうまくやっていく内容にもしびれました！

切断面が鋭く、カミソリのようになっています。屋外で指先を切るのもみっともないのでヤスリで丸めて使いました。作りはしっかりしていますが、日本の各種製品と比較すると雑なのでそこはご愛嬌で。所有欲を満足させる価格と重量です。

ちょっと値段が高い気がしました。作品自体は面白かったです。

俳優人がすごい。デンゼルワシントン、モーガンフリーマンが今ほどはビッグではなかったころの競演作。２人が属する黒人部隊を作り、訓練、率いるのがマシュー・ブロデリック。俳優としての評価も2人に差をつけられているマシュー（失礼）がお坊ちゃま士官を演じているところが本当にリアルです。ナイスキャスティング。部隊の設立、訓練から、難関不落の敵が支配する丘？に突撃するまでが描かれている。なぜ、突撃隊に志願したのか？自分ならどうする？を見る者に問いかけます。超ビッグになった今でも、デンゼルワシントン、モーガンフリーマンなら、もしこの映画のオファーがあったら受けるのでは？と思える映画らしい大作です。