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中学生向きなのか想像力の無い方向けなのか分かりませんが豪華な茶番劇といった感じです・・・演技も大げさ、薄っぺらぺらな内容なのにひたすら分かり易くするための説明過多なドラマで見るのが苦痛になりましたよう。

今回のロボコップは、ロボットではなくサイボーグだ。その体の部分はバットマンに似ている。AIを利用した筋力を増強する外付けの機械を作っている会社の前を何度も通ったことがある。あの会社が、この映画に登場するオムニコープ（OMNICORP）社になるかもしれない、などと思わせた。オムニコープ社が主人公のアレックス・マーフィをサイボーグに仕上げるまでが詳しく描かれている。そのプロセスで感情を抑制するためにアドレナリンを減少させられるが、それを自力で回復したり、赤く光るブレスレッドをした人間を攻撃しないというプログラムに抵抗したり、人の力が科学技術を超えるという設定になっている。そして、ロボコップを作ったノートン博士に、科学技術の使い方を間違えてはいけないと言わせている。大げさにいえば、科学技術を警戒せよというメッセージになっている。しかし最後のシーンで、TV番組の司会者が、科学技術を礼賛する自説の正しさを、国家の正義論にすり替えるところは、本作をただのSFアクションとして楽しむことをできなくした。少なくとも私には、第二のオムニコープ社が現れるように思えた。その意味で良い作品である。楽しいだけが映画ではない。

マーフィ、ロボコップかっこいいですね。でも役とは言えノヴァックが始終、特に最初と最後、たいへんむかつくので☆-2。それくらいむかつく。それ意外は☆5のかっこいい映像、わかりやすいシナリオで良いですね。家族でも楽しめるグロ表現控えめ仕様も良いですね、この作品が伝えたいものはグロではありませんから十分です。

行き先はDVD、Blu-rayの売り上げで続編製作が決まるらしいです。DVD、Blu-ray化が早かった理由ですね(^^ゞそれを見越して??どちらにも転べるラストは流石。興行成績が悪くても続編製作のチャンスがあるのは「成功」と云うことでは??ただDVD、Blu-ray共にパッケージデザインが悪すぎ!!売りたいなら、もっとかっこいいパッケージデザインにして欲しかった!!続編希望者の、いち意見でした。

タイトル通り原作へのリスペクトが足りないと思う。例えば同じようにリメイクで原作へのリスペクトを感じたのはトータルリコール。ああ言った原作のシーンを臭わせる演出が欲しいところ。原作とある程度違ってもいいけどこれは全く別物。先ず原作は人間の脳の記憶が殆ど消されたほぼロボット。今作は記憶が完全に有る言わばバトルスーツを着た人間と言っても過言ではない。動きも原作はずっしりもっさり（だがそれがいい）だが、今作はスムースで俊敏。私は原作のシリーズを通して人間以上に人間の心を持ったロボットというところがロボコップの好きなところでした。今作は一時ロボット化した人間て感じです。また、原作はシステムにオムニに逆らえないというのがあって、（３でシステムをいじるまでは）完全にオムニの人間に抵抗できなかったが、今作は苦しみながらも赤マーカー撃てるんかいと突っ込んでしまいました。ロボコップの名前じゃなければそこそこ面白いと思うが、子どもの頃ロボコップを観ていた私からすると残念でした。

続編ではなく、第一作目のリメイクです。話の大筋は変わらず、主人公はマーフィです。設定は近未来から現代になり、その他の登場人物は色々と変更あり。グロさが無くなり、子供に観せても大丈夫なレベルになりました。その代わり、前作の様なクセやインパクト、メッセージが無くなり、大衆娯楽的に仕上がってます。前作と同じくらい面白いですが、前作を越えるところまでは行ってないので、☆４つ。

元祖からのファンです。今回のリメイクは賛否両論ありますが、良くも悪くも現代の世相を反映した作品で、これはこれで素晴らしいと感じました。ただ、元祖ロボコップで非常に良かったモノ（世界観など）が全く反映されておらず、ロボコップというより単なるサイボーグアクションだったところがファンには不評なのだと思います。元祖ロボコップは低予算でCGも無い中、情勢不安な未来都市を見事に表現し、個性豊かな登場人物が警察と兵器会社、そしてマフィアとの繋がりを上手く表現した傑作バイオレンスアクション映画でした。特にピーターウェラー演じるロボコップの動作の一つ一つがワクワクさせる動きで、角を曲がるにも徹底したロボ動作を演じ、同時に足音がｶｼｮﾌﾟ、ｶｼｮﾌﾟと奏でながら歩く姿には感激しました。そして大腿部に収納されている専用武器がロングバレルから凄まじいマズルファイアを出しながら3点バーストする銃で、当時小学生だった私は大興奮し、所有のBBガンにケチャップでマズルファイアを再現しようとして台所を大惨事にしてしまい、オカンコップの怒りを買ってコカイン工場でのクラレンス状態になってしまった想い出があります。話がそれましたが、新ロボコップはあくまで元祖を現代版にオマージュした準リメイク作品と言えます。とにかくスタイリッシュで近未来アクションは観ていて心地よさがありますので、アクション好きにはオススメです。そして今作が気に入ったなら（且つバイオレス要素に耐性があるなら）是非、元祖ロボコップを観て下さい。現代でも全く色褪せない傑作バイオレンスアクションがそこにあります。

今回のロボコップは人間味のあるシーンが多く、そして戦闘シーンもわかりやすくスピーディでカッコイイ映画でした。旧作と比べても良い出来だと感じました。

小さい頃観たロボコップ3のことはよく覚えてます。カネミツという日本企業が凄い力を持っていて、日本すげぇ！親日万歳！って感じだった。それがどーいうわけか、今作ではオムニ社の製造工場は中国にあることはもとより、作中には日本の「に」の字も出てこない。なんだよこれ、反日リブートじゃねーか！、ふざけんなよ！・・・なーんて、鑑賞しながらガキみたいにキレかけてふと思ったんです。ああ、そーいえば最近の日本って、中国に負けてるなって。当時の日本は、世界的に注目を集める国だったんです。それだけ勢いがあった。アメリカ人の労働者の雇用をむしりとるくらい、いい仕事をしていたんですよ、当時の日本人は。それが今はどうですか。もう世界からも相手にされない、痛々しい勘違い国家に成り下がってます。そういうのを、映画の内容からも感じさせられるなんて。とても悔しいです。鑑賞中に感じさせられた悔しさに、☆5つです。日本、頑張れ！特に若者、もっと頑張れ！

リメイク作品ではありますが、中身は別物です。過去のロボコップに比べてバイオレンス表現は控えめ(オリジナル版は今でもトラウマ)良リメイクだと思いますが残念な点がひとつ。悪役が薄い!クラレンスが凄過ぎた部分もありますが、もっと悪役の的を絞るべきだったと思います。素材としては大変優秀な基礎が出来上がったので、ぜひ続編を作っていただきたいです。