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としているだけでなく、本編に繋がる伏線もある。ただ、まったり感は満載。こういう雰囲気も良いと思う。充分楽しめました！

すばらしいのに、最強のおじさんもコロナに負けたかと思うと複雑メタ。久々に笑い転げた作品でした。気長に待っていますのでスタッフの皆さん、お体をお大事にしてください。

子安さんを主役に据えたのが、最高すぎます。オタクの説得力が半端ないです。転生作品ブームの中、逆手を取りまくる手法がくすぐられます。早くも続編を期待してしまいます。

ＴＶ版本編の緊迫した雰囲気はこの作品には微塵もない。だがそれが返ってかけがえのない貴重な瞬間なんだと感じさせられる。本編あってのいっときの日常が生きてくる作風であり、ファン向けの要素が強いので、まずは本編を視聴することをオススメする。

異世界ものは数あれど「異世界帰りのオタクのオッサン」という斬新な設定。原作と同じく現代パートと異世界パートで進んでいくためにテンポ良く見ていて飽きません。アニメ化決定の際にセガの許可がなかったら架空のゲームハードと架空の会社になるのでは？と思いましたが杞憂でした。伏字/P音ナシでOKくれたセガの太っ腹に拍手。他にもいいともやエヴァなど版権名がそのまま使用されており、90年代に青春を過ごした人にとってはジェネレーションギャップのシーンも含め大いに楽しめると思います。若い人にとっては90年代カルチャーを知る良い機会になるかも？原作の絵が独特なのもあり、作画についても宣伝時のキービジュアルでは「あ～コレはちょっとなぁ…制作会社ガチャ外れたな」と思いましたが、いざ放送しれみれば殆ど違和感なく演出も含めて大満足です！（制作会様、疑ってスミマセンでした）

リゼロが好きな方は一家に一枚:sparkling_heart:

原作はReゼロ短編集２巻の「冷たいのがお好き」と「アルコール・パニック」の合体版。それを忠実に映像化しています。短編集は、他の作品もそうですが、凄惨な本編の間の息抜き日常編ストーリーですので、本編のようなバトルも、エグいシーンもありません。むしろキャラは全力で息抜きを楽しんでてテンション高めです。それを楽しめるかどうかで評価は変わるかと思います。個人的には、凄惨な本編があるからこそ、息抜きのゆったり感が引き立ちますし、こういう日常があるからこそ、凄惨な中でも日常や仲間を守ろうとする活力になるのだと思っています。あと、キャラの本編とは違う表情が見られますので、そのあたりも幅を広げるのにいいと思います。「スバワール像」がイメージより更に濃かったのを始め、完成度の高い雪像が見られた点（エミリアとベアトリス作の雪像もなかなか）と、天然に磨きがかかっているエミリアがポイントでした。

グランディアで聞いた効果音がした。そう思って見返してみたらセガサターンのゲームの効果音がそこかしこ！主人公が異世界転生者ではなく異世界に転生して17年の昏睡から戻ってきた叔父、嶋㟢陽介を引き取るところから物語が始まる。気持ちの良い構成の妙が光ります。○チートな人物が主人公ではないので客観的に見られる。○主人公では無いので思いっきり容姿を不細工にできる。○主人公じゃないから鈍感でモテモテでも妬ましくない。○チート能力の活用方法が斜め下でむしろ好感が持てる。不細工と自称するけど不細工じゃない主人公な作品がいっぱいあるのに、ちゃんと不細工で笑顔が不気味。なのにちゃんと幸せになって欲しい！そう思わせてくれる。取り戻せないはずの時間を取り戻して欲しいと思わせてくれる。彼が新たに踏み出す人生を応援していきたい。

なんだろう、好き（笑）。いにしえのゲームオタクには刺さるのではなかろうかw社畜しててゲームできないまま年を重ねた勇者たちは、自分を投影できる気がするw

過酷な試練をクリアしてお疲れ様回のゆるゆると平和なお話です。この作品の醍醐味は、死に戻りして解決的するシーンに感じているのですが、それが無いとおもしろさの密度がかなり低くなったように感じます。でもまあ、綺麗に楽しく物語りが紡がれますのでお暇な方は愛でられてはいかがでしょうか。