MONSTA X サノク サイン会 トレカ ミニョク③ アイドル 公式

妻の浮気により精神病になり、過去から離れられないパット。夫の死以来、喪失感を埋めようともがくティファニー。二人に必要なことは、自分は自分のなかにいるということの認識。自分を見失うと、正気のつもりでも本来の自分とはかけ離れてしまう。そんな中、単純にひとつのことに一生懸命になることは大切で、自分を取り戻すことができた二人。道に迷い、暗闇の中でさまよったときは自分から選ばず、素直に与えられることをしてみると不思議と暗闇から抜け出せることもあるのですね。人の心の再生力を感じられました。

うまくいかない人生でも前向きに歩き出すその一歩目を描いた映画。主人公は妻そのものではなく、うまくいっていたそれまでの人生に執着していたんだと思った。妻と復縁さえすればそれまでの人生をとりもどせると。それは幻想だと認めずに。実際冷静に考えたら、あんな糞男と浮気した挙句、被害者面までしてる糞女に惹かれるわけもない。そこで辛い時に自分を思いやってくれていた隣の巨乳や家族の価値に気がつき一歩踏み出す。辛い時に人生を前に進める一歩を踏み出すのは大変だけど、それが大切なんだと再認識した。兄の罵倒に近い近況報告は精神が安定しているかのテストだったのだろうか？兄貴涙目だったしその後ハグしてたから間違いないと思うが、どうなんでしょう？この映画が提示する価値観は全くの正論で、俳優陣の演技も申し分ないが、アメフトとか、賭博とか、ダンス大会とか、友達づきあいとか、ダイナーでのデートとか、アメリカ文化のノリにたいしてちゃんと理解してないせいか若干消化不良の感がある。おそらく精神病を扱うのに対して、繊細な感性と演出でつくられた映画で、日本の漫才を外国人が見てもその笑いを完璧に理解するのが難しいように、自分は脚本は追えていても完璧には楽しめてないんじゃないかと感じた。もし自分がアメリカ人ならもっとリアリティをもって鑑賞できたのかもしれない。個人的には、被害者面の浮気女に対する制裁と、間男に対する慰謝料請求も描いて欲しかった。主人公が暴力を振るったとはいえ、かなり悪質な浮気のせいで精神を病んだのだから償いがあるべき。

評価が良かったので観てみました。ネタバレ少しだけ含みますが、なぜ不倫をした妻が優位な立場にあるのか？不倫現場を目撃した夫が、妻の不倫相手を殴って夫が精神病みたいな扱いになるのか？映画とはいえ、何だか釈然としないまま観終わりました。人に勧める映画かとなると、個人的にはお勧めはしません。ダラダラと何だか良くわからない感じで進んで行く映画でした。

とても考えさせられる映画です。主人公の二人の演技に引き込まれました。二人の過去はそれぞれ普通の人には体験していないもので、もし自分がこうなったらと考えると悲しくなりました。私もおかしくなってしまうのかなと。もう少し大人になったらもう一度見てみようと思います。

一度目は　重いテーマに気分が滅入り　すぐ断念。2度目は頑張って最後まで観ました。個人的に　作品自体には　やはり重苦しさを感じてしまい見づらかったですがジェニファーローレンスの放つ存在感が印象に残りました。

（ネタバレあり）レビューも良くて有名作品ぽかったので期待して観たが、いまいち。精神疾患持ちの主人公同士の物語なので、罵りあい、嘲りあいが酷くて見てて嫌気がさす。まあそれは日本にはないアメリカ文化特有のものだから仕方ないかも。病んでいるものは病んでいるものをお互い惹きつけるという傾向が一般的にあるので、この映画の二人もそうなったのかもしれない。とにかく結ばれたのはいいが、精神疾患は一筋縄ではいかないので、このカップルの今後が心配される。デニーロ達が楽しんでるアメフト観戦とかギャンブルの楽しさは日本人には理解しにくいところ。

抜け殻のようになってしまった自分を取り戻すために、必死になっている主人公。夜中にけっこの指揮のビデオを必死に探し回ったりして、家族は大迷惑。でも、両親は、何とかパッドに立ち直ってもらいたいと思って、必死になっている。全財産を掛けてしまうところはやり過ぎだと思うけれど、そういう目標をもって必死に頑張る姿が良い。お兄さんにばかり気を配って、パッドとのコミュニケーションを取ってこなかったことを悔いている父が、彼との時間を大切に思う気持ちもよくわかるし、ティファニーのダンスも素晴らしい。私としては、もう少しダンスの評価が良くてもいいのにと思うのですが、これも映画を盛り上げるための一つの方法なのかもしれませんね。ハッピーエンドでよかったです。

最後にパッドとティファニーに良かったねと言ってあげたい気持ちになりました。彼らは周囲の人々やお互いに助け合うことで病気を乗り越えました。しかし、彼らのように恵まれた環境にある患者ばかりではなく独りで苦しんでいる人もいます。もしも独りで苦しんでいる人がこの映画を見てしまったら残酷ではないでしょうか。

お互いが結婚で自分を見失ってしまった男女が織りなすストーリー。いくらどん底だと思っても周りを見てごらん、決して一人じゃないよ愛があふれてるじゃないかと思いたくなる暖かい物語。似たようなストーリーがあったかもしれないけど、それでも女性の愛の深さ、思いの強さを感じる話だった。本当に素敵なハッピーエンドに元気をもらいました！

この作品を観る前に『レッド・スパロー』を観に行っていたので、ジェニファー・ローレンスが若返ったように見えてしまった。あと、演技の幅の広さも。ダンス後の司会者のつぶやきに、思わず笑ってしまった。観賞後もしばらく思い出し笑いをしていた。それにしても、夜のダイナーでシリアルを注文できるのが驚いた。アメリカには朝メニューって設定がないのか。