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先日は、市村正規氏による１人芝居を拝見しました。映画と全く同じセリフはもちろん随所にあり、使い慣れた言葉での説得力を、字幕で見る以上に強く感じました。映像美や印象的なエピソードシーンが話題になった作品ですがＤＶＤを買って観るなら、ひとつひとつの言葉にもじっくり心を向けてみてはいかがでしょうか。数奇な運命の、特別な人物を描いているようでありながらナインティーン・ハンドレットの内面は、けして特別な人間ならではの思いではないことに気づくでしょう。ある程度人生を過ごされた方々の方が、この映画で胸を熱くしてしまう気持ち、よく分かります。映像・音楽・語りが絶妙のバランスを持つ秀作だと思います。

ずっと海の上で過ごした孤独な1900。華やかな描写や、うつくしいピアノの音色などとても素敵だった。でも、いちばん素敵だったのは1900の生き様。彼のすがたはとても気高くうつくしかった。さいごのシーン、さびしかったけれど輝いていたすてきだった。

消しすみリサイクルようではなく、火の用心で購入しましたが商品は写真よりはしっかりしていてもっと早く買っていてもよかったと思います。

なんてタイトルを付けると、観る気をなくす人がいるかもしれない。しかし主人公とその友達の「人間性」を気持ちよく味わって欲しい作品だった。船の上で生まれたピアニストは、「終わりのない陸地」での生活を受け入れることができない。限られたスペースしかない船。88鍵で構成されるピアノの鍵盤。そんな中で主人公は生活し、夢を育む。最後、主人公の友人が何も言わず主人公のもとを去る。見る側としても、主人公の話をストレートに受け取り、「もう何も言うことはない」と思うその絶妙のタイミングだ。つい完全に感情移入してしまう。多くの人が書いているが、言葉が胸に残り、登場人物の気持ちが頭に伝わってくる。「終わりのない世界」にただひたすらに「作り話」を持ち込む映画、小説、日記そんなものに対するアンチ・テーゼと受け取ることもできる。タイトルに「ピアニスト」とあるように、音楽もふんだんに使われていて、その面からも楽しむことができる。観てよかった。

音楽映画ではありませんが、冒頭からあのモリコーネのメロディーと、自由の女神を前にして歓声に沸く移民たちの姿を見せられると、どれだけで泣いてしまった人がいたというのも無理はないでしょう。本当に最初からやってくれます。　特に有名な俳優が出演しているというわけでもなく、Ｔ．ロスもＢ級映画に出演が多いですから、さらにミニシアター系の作品ということで、これだけの感動が得られる映画は珍しいでしょう。　Ｓ．ジョップリンによるジャズも楽しいです。

意外と小さくて、たどん専用になった。

世紀の変わり目を告げる１９００年、大西洋を果てしなく往復する豪華客船ヴァージニア号で拾われた小さな命は、【ナインティーン・ハンドレッド＝１９００】と名付けられた。船を下りることなく成長した彼は、やがてピアノの鍵盤の上で信じがたい才能を発揮し、彼が即興で奏でる素晴らしい音色は、あらゆる人を感動の渦に巻き込んでいく。船のタラップに、その足をかけるのだった……。　大西洋の上で生まれ、一度も船を下りなかったピアニストの伝説。　この映画も賛否両論が多いようだが、これは一度も船を下りなかったピアニストの伝説であることを、まず前提として観ないといけない。あるいは、バンド仲間であったマックスの幻想であったのだという見方もできる。小説で言うと、私小説ではないということだ。小説も映画もだからこそ面白く、感動を呼び起こすものであるという考えである私は、この映画はお勧め度５点満点中５点をつけたい。　豪華客船に乗っている人々を見ながら、楽譜もなしに即興で演奏する１９００（ナインティーン・ハンドレッド）。そういった発想はなかなか思い浮かばないものだ。それを「そんなことあり得ない」と言う人たちもいるだろう。イマジネーションが枯渇している人ではないかと疑いたくなるのだが……。　卓抜な発想とロマンを、現実に疲れ、幼少の頃のように空を飛ぶ夢を見なくなった私に与えてくれたこの映画に文句なく拍手を送りたい。

タバコの灰皿に使うため買いました。嫌われ者のタバコですが、ちょとした　おしゃれな、骨董品に見えませんか。

内容がきれいで、とてもよかったです。音楽もとても素晴らしく、ＣＤも買ってしまいました。でも最後が・・・あれだけ才能があったら陸でも超有名になれるのになぁ・・・なんて、でもあれはあれで彼らしくて良かったのかもしれません。おすすめの映画です。

最悪です。本来、星も付けたくありません。『火消し壺』が熱で割れたらなんの役にも立たないですよね。買ってすぐ一発目に見事に割れました。別にお金を返してもらいたいとかの話じゃないですが、ドブに捨てた気分です。