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何もありません。本当によくできている。

レビュー評価は良いが、パッケージのイメージから古臭いミュージカルか何かだろうと思い…今まで視聴しなかったことを後悔した。想像していたものとは全く違い、とても良い映画だった。最後の最後、思わず笑ってしまう一場面、心に温かい余韻が残る。見て良かった！

過去にコレクターと邦題がつけられた作品は三作あり、その名が示す通り犯人が女性を誘拐し、監禁（コレクション）するという点で共通しています（リメイクなど作品間の関連性はありません）。この作品は女性を監禁する点はまさにコレクターではありますが、犯人の異常性（精神性）や監禁女性の心理面はあまり掘り下げていません。この作品の場合は、モーガン・フリーマン演じる心理学者兼捜査官（現在風に言えばプロファイラーなのかな？）アレックス・クロスと、監禁された複数の女性のうち、唯一犯人から逃れてきたアシュレイ・ジャッドが、今なお監禁されている女性たちを救い、救出するため奮闘する変則的バディ（相棒）・ムービーです。この作品の制作された90年代後半から2000年代中盤にかけて主演映画が目白押しで、キャリア絶頂期だったアシュレイの凛とした魅力と、知的で冷静沈着な捜査官がよく似合うモーガンという両主役の頑張りに好感が持てる点は魅力的な作品だと思います。では、映画そのものの出来栄えというと、昨今のプロファイルを駆使して、犯人と心理戦を繰り広げたり、犯人の裏をかこうと罠をはめたりという直接的な攻防戦という面においては薄いという印象で、そういうサスペンスを見慣れた方には、ちょっと物足りないのかなという感じは受けました。捜査も、ややドキドキ感に欠け、伏線を回収していくという点でも正直無縁です。ただ、冗長な流れという感じはないので、アシュレイたちと一緒に捜査を進めていっているという雰囲気で最後まで鑑賞できますし、クライマックスも定番の演出ですが、盛り上がりますので、まずまず面白いサスペンス映画だと思います。ちなみに、若い女性がコレクションされるということで、エロチックに走ったり、中身より嫌悪感が勝って生理的に受け付けないという作品もありますが、もちろんドラマとしてそういう場面はありますが、そちらの演出は已むを得ない表現レベルで抑えめだと思います。（ただ、これは個人差があり、サスペンスを比較的幅広く鑑賞している男性の私の個人的感想であり、題材が苦手という方は注意して鑑賞されることをお勧めします。）長くなりましたが、最後にこのブルーレイには吹き替えが収録され、そちらでも楽しめますが、吹き替え版の演出家にどういう意図があったのか、吹き替え俳優さんの声で序盤で犯人が分かってしまいます。私は吹き替え版愛好者なのですが、これはいただけないと思いました。謎です。

どんなときも最善を尽くすことに感銘を受けました。自分自身の人生に置き換えたら、自分がそういったことが、ぜんぜんできていないので。自分もこの映画の主人公のように、なりたいとおもった作品でした。

えーーこれ評価高いの？？？？超駄作だと思うんだが…まず、女に撃退される犯人とか…ぜんぜん怖くない。その時点で終わってる。女性が逃げた後、逃げてきた森を徹底的に調べれば終わってた。実際最後にはそうやってアジトを発見してるが、なぜそれを最初にしないのか。変な方向に話を持っていって、結果、仲間を撃たれて、犯人を取り逃がすという失態を犯す。この部分丸ごと無意味だ。女を監禁するために複数犯で動くなんて小者がやる事でしょ。いやーつまんなかった。

最後までなんとなくはみられます。ただ、ミステリーとして最悪なのは、お話の中にこの犯人を示唆する伏線が皆無ということです。あいつが犯人だったのかとネタが割れるきっかけが、そのサインの筆跡というかクセだというのもひどい。なぜ犯人は、近くにいながら筆跡をかくそうともしなかったのか、逆にいえば、主人公に犯人からのメッセージがどどいた段階でわからなければ、それはヘボ探偵でしょう。それから、途中犯人と間違われる人間が浮上してくる理屈もよくわからない。さらに、いかに森の中だとはいえ、地下にあのような巨大な「施設」があるのであれば、治安上地域の警察が把握していないわけがない。ひたすらモーガン・フリーマンの演技だけで納得させられたような気になる凡作としかいいようがありません。

いろいろなメッセージが込められた秀作です。エンディングもうまくまとめられていて、最後まで見てよかった。

恐らく、客観的には、そんなに面白い映画ではないかもしれません。わたしはヒロインの女性のファンなので、レンタルしてみました。そして購入までしました。設定がいいですね、女性をコレクションにするのは。男性としては、夢のような設定で、面白かったので買いました。しかし、無理やり誘拐するとか、殺害するのは、良くないと思います。まあ、映画なんで、とりあえず、よしとしますが。現実には絶対にやってはならないことです。アシュレイ・ジャッドのファンで、ハーレムにあこがれる男性ならツボにはまるかも。

ケビン・クライン、シガニー・ウィーバーがいい。カメラワークもとてもいい。アメリカの古き良き時代の映画の香りのする良作。観て損なし。

変質者ＶＳモーガン＆危機一髪、救われた被害者のドクターの息詰まる展開！オープングからエンドロール迄、目が離せません。