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以前はバンドックソロドームを使っていましたのでそちらとの比較をしますと、ソロドームも慣れれば5分程で設営できますが、こちらのティピーの方が圧倒的に楽です。通気性ですがソロドームと比べると若干劣ります。ソロドーム、ティピー共にインナーフルメッシュですが、前室が広い分フライ全開でも風向きによってはほぼ無風です。ソロドームだとフライ左右にベンチレーターがあるのに対し、ティピーはフライ上部にベンチレーターがあり、風が流れにくいようです。夏場の低地キャンプだとテント内に熱が篭るので正直暑いです。扇風機等の送風機があれば多少マシだと思います。夏場でも気温の低い標高1000m以上のキャンプ場では快適でした。タープは百均のカラビナで連結できました。寝床の広さはソロドームだと銀マット広げると余裕が無かったのが、ティピーだと片側20cmほどの余裕がありソロドーム比較だとティピーの方が広いです。前室もソロドーム比ではかなり広いので、連泊等で設営したまま出掛ける際、出したキャンプ道具を全て前室に放り込めるので良いです。撤収は、フライを畳む前にインナーを撤収できるので雨中撤収がかなり楽です。乾燥撤収でも、フライにインナーが付いたまま畳めるので非常に楽です。最後に収納サイズですが、ソロドームの方が小さいです。ソロティピーだとポールの長さ分だけ大きくなります。

同名の映画、おそらくサンドラ・ブロック氏のものを見ようとして、間違えてみてしまったようです。でも、見てよかったし、見ごたえがありました。現代とは価値観が違うことがいろいろと想起させられます。高級娼婦が華やかは職業で、魔女狩りとか宗教裁判とかが行われるような時代で起こったことが、今の私たちの価値観と摩擦を起こして、揺さぶりをかけてくるような気がします。それにしても、フランスのキングをもてなして味方につけることに成功した主人公が一転して、魔女としてペストや戦争での死者の責任をかぶせられ、死刑判決を受けそうになってしまうというのはすごいですね。「敵を愛せ」といっている宗教が、力を持つことで、おそらく高級娼婦に相手にされなかったり、相手にされている男たちをうらやましがった嫉妬が、聖職者という衣を着て、こんなことを起こしていたのか、それとも現代の私たちには分からない精神構造があったのでしょうか。ただタイトルは邦題も原題もいずれもぴんと来ませんでした。

底面のペグ取り付け部は全部で八か所です。内四つはゴム、他四つは紐です。となると八角形かなと思ってしまいますが、実は本テントは四角形です。紐の四か所が実は四角形の四つ角になります。ここをピンと張ってペグ打ちを済ませるとほぼ完成です。ゴム部は少し引っ張り気味に打てば完璧です。とまあ若干八角形気味の四角形となります。内部は二人が寝ることが出来るかなと言うことで、基本はソロテントと思った方が宜しい。内部のフライを取り外せば、内部で煮炊きすることが出来ます。私は二股のポールを使用しましたが、センターに立つ形式のオリジナルのポールではきっと内部に制約を受けることでしょう。オープンタープとセットすれば、前室も完成するのでソロテントの醍醐味が更に増すことでしょう、やはりテントは手軽なのが良いですね。と言うことで評価は満足の星五ケ。

愛を貫く二人の物語ってだけでない「最後」のシーンが良い。幼馴染みの友達（女性）が立って言ってくれた。大臣が立ち、続いて良心と勇気のある男たちが立った（彼らは二人と違い、立つことで失うものは大きいし、必ずしも良く転ぶと思えない状況で、他人事と見る事もできただろうに）。それがなければこの物語はハッピーエンドとして見られなかった。ブラボー幼馴染みの女性。ブラボー（そして立ったなら、失うものがあっただろう）男たち。

キャンツーで使用。非常にコンパクトになるので、バイクの積載に助かります。インナーはフルメッシュなので通気性は最高ですが、晩秋～冬の使用は厳しいでしょう。最初に使った長野県で暴風雨に見舞われましたが、防水全く問題なし。ソロキャンではテント内半分が荷物置き場に利用できるので、道具・薪一切をテント内に収納できます。

1583年というと日本では豊臣秀吉と柴田勝家が「賤ヶ岳の戦い」を繰り広げた頃のお話です。ベネチア（イタリア）と日本の文明度合は、どう贔屓目に観てもベネチアに軍配が上がります。しかし、女性の扱いについては我彼の差は小さかったようです。これはもう世界共通の事実だったのですね。1998年に製作されたこの映画の見せ場は、宗教裁判におけるベロニカとマルコの弁明です。当然、女性の生き方や権利について、「娼婦」という「究極の被差別的な地位」にある女性が堂々と正論を述べてみせます。権力側は「魔女の仕業」という詭弁以外は誰も反論できません。ここからクライマックスに向かいます。映像は綺麗ですし建物や衣装はとても高級感あふれる凝った作りになっています。また、作中で語られる、あるいは競うように詠まれる詩がとても面白く、当時の上流階級の遊びを垣間見ることが出来ます。日本の短歌と返歌の応酬とは違うウィットに富んだ皮肉っぽいやり取りです。言わずもがなですが、主演のベロニカ役であるキャサリン・マコーマックがとても美人で知的な女性を演じています。彼女はメル・ギブソン主演の「ブレイブハート（1995年）」に出演していました。ただ、作りはテレビ番組のような小粒っぽさがあり、アメリカ制作ということで本来イタリア語であるべきものが全編英語で語られるなど、個人的には満点をつけることのできない要素がありました。

何しろ設営が楽です。夏の蚊の居ない時期ならコットでタープだけ使うなどバリエーションが選択できます。収納サイズがやや大きいのであまりバイク向きではありませんが、ボールを短く畳める物などに工夫が必要です。

女性がある意味男性の所有物ともいうような時代に、男女が愛を貫くのは難しかったのは容易に想像がつく。けれども、純愛を貫くのが難しいのは現代でも同じではないだろうか。映画の彼女の生き方は現代では決して肯定できないだろうが、そんな時代に翻弄されながらも最後まで負けないで愛を貫いた話だと言えるだろう。恋する二人が愛を貫いて見せる最後の裁判が、感動と涙を誘う。こんな自由な時代なのに愛を貫けない人がこの映画を見たら、きっと自分の不甲斐なさに反省しきりだろう。

設置しやすい。高さもある。ただし、身長が低い私がが寝る時に少し足を広げた寝るには、狭く感じる。二度と使用しないので星一つで。

「最後の名演説」だけで観る価値がある。16世紀の宗教裁判の時代の話だが、最後の名演説は、今の時代の人によく刺さるはず。物質的には恵まれた時代になって、みんなが「生きがい」を追い求めている。そんな時代の人々にこそ、よく刺さる名演説。主人公の娼婦は、「ただたくさん恋愛をした」という理由だけで宗教裁判にかけられる。俗に言う魔女狩りみたいなやつ。そこで主人公が罪を告白するのだが、そのスピーチがやばい。「愛に生きた女性」の、本当に美しいスピーチ。以下スピーチの要約＆解釈↓私は宗教裁判でたとえ死罪になろうと、決して罪は認めない。「人を自由に愛する生き方」の何が罪であろうか。私は妻としての「従順な人生」よりも、娼婦としての「自由な人生」を選ぶ。私は祈りよりも「情熱」の人生を選ぶ。熱い「情熱」こそが一番の祈りとなる。死刑になる今この瞬間でも、私は求めている。彼の唇の感触を。彼の腕と、抱擁の感触を。命乞いなんてしない。私は誰よりも「本当に生きている」。後悔なんてない。彼に身を任せ、心は満たされ、情熱はメラメラと燃える。夢の中で溶け合い、この裁判さえも超えるの。そして、2人は1つになる。この至福の体験は私だけのもの。彼がいなければ私の人生は灰色だった。愛も知らずに何となく結婚して、その家の夫に従い、心を閉ざしていたでしょう。私にとって、本当の愛が無い、埋没した人生はどんな罪よりも残酷です。そして、男性の中には女を買うくせに、女を軽蔑する人がいます。女性を所有物とみなし、女性の純粋な「夢」や「愛」を、堕落・異端・罪と呼ぶのです。私は自分の心に「正直」に生きただけ。人を、そして、自分を、「本当に愛した」だけ。たとえ死刑になっても、この人生に後悔はありません。以上個人的には、キング牧師のスピーチや、サミュエル・ウルマンの詩に匹敵する名スピーチ:grinning_squinting_face: