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二人までならこれより大きなものは必要ないかな。

クソ熱い日本でペンギンをメインにしてストーリー展開した脚本を選んだ制作会社の意図が分からない。西島秀俊のCVは棒読みで感情の起伏もなく(キャラ設定が冷静というのなら分かるが、全セリフで感情の起伏が無い)、主人公の少年とのギャップで違和感を感じた。(ネタバレ)男子の股間を握りつぶすシーンが何度かあったが、男子が悶絶するような握り方ではなかった。想像の範囲の表現で、男が共感出来るような表現ではなかった。

そう信じてゐる人に必見のドラマだ。事実は小説より奇だぜ！

おそらく、多くの方は序盤のおっぱい連呼に辟易するだろう。そこで見るのをやめる人も多いと思う。昭和ならともかく、現代では子供とはいえあの台詞は気持ちの良いものではない。また序盤はある地方都市の日常を描いているだけであって、それから展開するストーリーを予想だにさせなく、これより先を見る価値がないと思わせてしまう。後半まで見ると、むしろあの台詞はこの映画の本質的な魅力を隠すトリックだったのではとすら思える。というのも、中盤からの展開が非常に良く、後半は圧巻だったからだ。穏やかな序盤に続き、中盤からいくつかのきっかけが投入され、視聴者の興味を引き立てる。それぞれを探っていくとさらに深い謎や、登場人物の行動力が発揮され、気がつくとついていくのが大変なくらい展開が早くなっている。クライマックスでは某宇宙の旅や某コンタクト、また宮崎駿の某神隠しといったSFやファンタジーの名作を彷彿とさせるシーンに飛び込んでいく。色彩感覚も良く、日本のアニメが得意とする勢いや爽快さが存分に発揮されている。。中後半にもおっぱいという台詞は出てくるが、本作で展開される数々の要素に埋没し、後退してしまった。むしろ「母性の象徴」や「母なる海」といった、あまり語られない謎の答えを解くための重要なキーワードに昇華されたと感じる。本作では現象自体の描写は非常に富んでいるが、謎の解明はほとんどしていない。主人公が少年なので、これから解明していくという捉え方をしている。また多くのSFでも謎は謎のままとして、含みを持たせたり視聴者に解釈させたりといったアプローチを取っているので、自分は違和感を感じなかった。逆にミステリー等、謎の解明に重きを置いているジャンルとは相容れない構成となっている。さてこの映画を薦めるかだが、自分が変態と誤解されても良いリスクを取れる場合は大いに薦めたい。現実でそんな機会はなかなかないかもしれないが。

うーん。。マセガキの小学生がおっぱいについて考察しつつ、頭でっかち丸出しのアホさで、見ていて不愉快な作品でしたね。。途中で見るのギブアップ！他の映画を観ましょう！

芸術創作にももちろん、それだからこそ果たせる大きな役割がある。intrinsicなもの。芸術創作におけるそれは、受け取り手に対し、事象を細部まで論理的かつ画一的に理解させることではない。音ひとつ、線一本でも、2時間の映画でも同じ。私のこの映画の感動のピークは、エンドロールが始まって3秒後くらいです。

謎現象が発生するトンデモ世界なので現実的ではないが、何故か子供の頃を思い出す。登場する子供達の自由な発想と行動力や映像の雰囲気がノスタルジーを誘うのかもしれない。ちょっと地方の不思議な話を理詰めで視聴しなかったから楽しめたのかもしれないね。

世界は不思議で面白いことに溢れている。そんなことを思わせてくれる。

子どもの思春期の心を表すと、このような不思議な世界になるのかなと思いました。子どもの胸の内が見えるような感じがとても良かった。コロナのホームステイがなければ、この作品を見ることはなかったかもしれません。あっという間の２時間でした。素晴らしい！

そしておねえさんとおっぱい。不思議を楽しむ不思議な内容。好き嫌いは相当分かれると思う。ワイは好き。大好き。