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とても素晴らしいです。

１回見ただけでは、この映画の内容の意味は絶対わからないと思う。なんとなく面白いで終わらせては絶対に勿体ない、実は奥深い映画だと思いました。私はクリスチャンなのですが、この世が神と悪魔の対決の場だということが解っていると、この映画の内容はとても面白く見れると思います。聖書が解ると、洋画は本当に面白い！聖書的な文化を根底にもつ洋画からは、聖書的なメッセージがじゃんじゃんと伝わってきます。なんとなく悪魔のように思える謎の男は、実は本当に愛にあふれた真実の神。聖霊？あるいは神？そしてバルナサスは、元僧侶。もっともらしく悟りを開いたかのよに、虚しく中身のないことに時間を費やす宗教家が、真実の神のご計画によって、虚しい城から救い出され現実の世界へと連れ戻され、魂の聖化のために長い年月を生かされる。そしてその不死の命は、実は地獄のように人間には思えても、神の目からみると、バルナサスの賜物を生かして、社会へ貢献する素晴らしいこと。多くの人は勝ちか負けかで、バルナサスと悪魔風の男のやり取りを見るかもしれないけれど、あの対決は実はどちらも勝ちの、神様の深遠な優しい計画。神に背く人は地獄へ送られ、神を受け入れる人は夢と希望を持って生きていく。Dr.バルナサスは、その神様の計画のお手伝いをしている。どちらも実は勝ち！神は人知を超えた計画で、全ての事を益とされる！ハレルヤ！ばかげた宗教家は、人間としての命だけでなく、永遠の命を手に入れる。そして永遠の命を「地獄」と思いがちな人間ですが、神様が与える永遠の命は、とても愛に満ちて幸せで、素敵な命。Dr.バルナサスがそこに気付いているかはわかりませんが。最後にシスターが「神のご加護を」を悪魔風の男にいいますが、その時の男の顔が、神様のように優しい温かい笑顔なのが印象的です。悪魔と思っていた黒服の男が、実は神（？）。永遠の命は地獄かと思っていたけど、それは愛。そんな視点で見てみると、面白いです。

何の予備知識もなく観たのですが、正直なところ「天下のジョニー・デップがチョイ役？」とか、鏡の中に入ったら、白いスーツの男は見ている女性の理想のイメージによって顔が変わるという設定も「そんな事する必要あんの？ 話が分かり難くなる…」とか思ったのですが。主演のヒース・レジャー(ダークナイトのジョーカー)が亡くなって撮影が中断し、その後作品を完成させるために３人の俳優が引継いで仕上げたものだと、後で知りました。んーーーーーーーーーーーーーー。事情は分かりますし、映画を完成させるには必要な処置だったのでしょうが、「もし鏡の中と外で白いスーツの男が同じ顔だったら？」と思うと、ちょっと……。「ダークナイトを遺作にしてあげた方が良かったかも？」と、少し思ってしまうのです(助っ人の３人ごめん)。

まず第一に。絶対に1から見るべきです。親切なことに、1のあらすじは冒頭で語られますので、ストーリーがわからないということはありません。でもやっぱり１から見るべきです。もったいない。荒唐無稽なハイテンション映画を想像して見始めたのですが、感動の超大作でクライマックスは涙が止まりませんでした。確かに英雄然とした主人公＆ヒロインたちは常人離れしてみんな強いのですが、心の機微やプライドのありよう、周到に張り巡らされた罠や運命のいたずらに揺れる様がきちんと描かれています。ステレオタイプではなくてキャラクターがきちんと愛されている、と感じました。あと、女性陣がみんなとてつもなく強いです。私は大好きですが、強すぎて好みがわかれるかもｗ感じ入ったことは豪奢で作りこまれた美術と世界観でした。叙事詩の名にふさわしいビジュアルでした。日本のドラマはどんどん予算を緊縮して薄っぺらくなっていくのに対し、海外の一流映画は、投資（制作）をしてこその成績（世界興行成績）という意識が明らかです。世界に打って出る気概がまるで違う。国産でこんなお金と手間のかかった映画を見てみたいなあ。

前作から気になったままついに続きです。前作の勢いはそのままに、さらに激しく！！爽快感重視のアクションも、日本のしょぼいリアル思考アクション映画なんて、足元にも及びません。見るものを惹きつけるそんな映画です。

大好きな映画です。ギリアム監督の「バロン」と同じタイプの映画ですが、さらに深みが増していると思います。人の純粋さと愚かさとが、絶妙な配分で混ざりあっています。映画で描かれている様に悪魔より人間の方が恐ろしいことをするのかも知れませんね。悪の囁きに負けるな、と言われている気がします。

派手なCG…では突っ込むのを越えて「大爆笑」父と子の俳優さんが同じという気づきに苦笑いしながらもそんな小さな事（？？）が、どうでも良い…と思える位爆笑…突っ込み…爆笑…時々…お色気:red_heart:２時間があっと言う間です。2の王の凱旋を見るとなぜか？1の伝説の誕生を再び見たくなります。そして…映画を観終わる頃には「ターメリック」を常に鞄の中に常備したくなり仕事始めの朝９時に「バーフバリ！バーフバリ！」握りこぶしで自分を奮い立たせる私がいました（苦笑）

ふかふか枕になります。

めちゃくちゃ強くて聡明で、しかも慈愛に満ちたバーフバリ。出来すぎ君です。鼻がデカイけど。御敵の兄者のほうがシュッとしてて好みだけど。（ちょいちょい北村一輝とかぶった…きっとテルマエロマエ効果…）そんな個人的な好みを凌駕する格好よさ。逞しい男ってステキ。バーフバリ万歳！！！！！！！！１からでも２からでもとにかく見てほしい。なるべく集中できる環境で。

頭にフィットしてとても良いと思います。